2015年8月28日金曜日

お仕事の道具

 
私の母は、今でも現役の理容師。子供の頃に母の仕事道具のハサミを触ろうとして、こっぴどく怒られていたのをよく覚えています。
 
今では、私の息子が店の道具を触ったりして、怒られています。
 
 
7年前から使っていたハサミが寿命に近い感じだったので、先日新しくハサミを新調しました。短いのと、長いの。短いハサミはスタイルのベースを切るのに。
長いのは、男性のお客様のカット用。
 
基本、この2本とあとスキバサミがあればOK。だけど、研ぎに出すときに代わりのハサミがないと困るので、数本持っているのですが、中には7~8万も出して買ったのに、1年も使わずに使わないハサミがあったり。
 
そういうハサミは、構造上の問題で使っているうちに研いでも切れなくなったり、刃先の切れが悪くてスタイルを作るのに影響したり。
そんなハサミを使っているとかなり疲れます。
 
以前(5年ほど前までかな?)はそんなハサミが多かったような気がします。
 
ハサミ屋さんから、「新しい材質だから長く切れていいですよ~。」とか、「ネジの構造にベアリングが入っててとてもスムーズに...。」
 
はいはい。
 
当時はハサミ屋さんも試行錯誤の最中、新しく出回った硬い材質だとか、構造だとかで、まぁ使ってみてよってな感じだった?のかもしれません。
 
 
 
 
 
 
だからハサミ選びも慎重になります。
 
 
 
最近は、いいハサミが多いみたいですが。今回のハサミも当たりで、とても気持ちよく切れます。